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当ブログをご覧のみなさま、こんばんわ(礼)
管理人その2こと藍沢です。

今回は前置きなしで、本日に参加してきた、フォーラムの様子をざっくりとお送りいたします。
長くなると思いますが、おつきあいくださいませ。

それでは、始まり。

12時を少し回ったあたりで、会場の盛岡町家物語館に到着。
まだ誰もきていない&会場も準備中ということで、併設されているカフェでひとり、塩サイダーを飲んで時間を潰しました。

塩サイダー 瓶

塩サイダー 注いだ

塩サイダー、おいしかったです。
ささやかなお祝い代わりですね。

12時40分ころになり、会場の中に入れていただけたので、他の方々を待ちつつ、いただいた作品集を少し流し読みしました。
今年の書影はこんな感じです。


いわて震災小説2020

例年通りに近いデザインですが、また味がありますよね。
中身の方も充実の1冊です。

そうこうしながら待っているうちに、最初の受賞者さんが到着。
震災シリーズではすっかりおなじみ、久慈市の神久保敬里さんとお逢いしました。
神久保さんは優秀賞受賞で、震災シリーズ4回の応募ですべて入賞している猛者さん。
某SNSで少しばかり親交がありましたので、お話もけっこう弾みました。

13時になり、開場。
ホールの中に入れていただき、指定席に座って他の方々を待ちました。

今回は新型コロナウイルスの影響で、受賞者も7人しか集まらず。
それでも、優秀賞以上の方々は全員が揃い、意識の高さを感じました。

両隣の席の方々とお話しながら、開演時間を待ちました。
特に、右隣に座っていた優秀賞の方とは話が弾み、いろいろ話してきました。

さて、13時半になり、いよいよフォーラムの幕開けです。

最初に表彰式が行われました。
審査を担当された、池田克典さん、柏葉幸子先生、斎藤純先生の見守る中、順に賞状と副賞を受け取りました。
藍沢は6番めになりましたね。

いわて震災小説2020賞状

いただいた賞状はこんな感じ。
入選でも立派ですよね。

さて、このあとはお待ちかね、朗読劇へ。
5人の演者さんが入れ替わる形で、劇がスタートしました。

ひと言でいうと、ただただ圧倒されました。
優秀賞以上の方々の作品というだけあり、また、実際に劇になってみると、臨場感が桁違いでした。
全作品とも甲乙つけがたい完成度で、これは実際に観たひとにしか通じないものがあると感じましたね。

最優秀賞を受賞された、本堂裕美子さんの作品は、主人公の娘がとにかく健気。
しっとりとした余韻を残しつつ、震災から「前へ進む」ことを教えてくれる作品でした。
最優秀賞に輝いたのが納得でしたが、このあとの懇親会で、ちょっとおもしろい話もありました。

さて、朗読劇の次は、懇親会。
席を少し移動させて車座になり、選者さん方も交えてのお話です。

まずは自己紹介から。
たどたどしくなりましたが、喋ることは喋れました。

選者さんたちからのご意見では、本堂さんの作品についての意見が割れたというお話が。
というのも、柏葉先生と斎藤先生は、本堂さんの作品が最優秀賞という考えではなかったみたいです。
池田さんと、欠席されたもうひとりの選者さん・外岡秀俊さんが高い評価をつけたのが大きかったみたいですね。
ただ、斎藤先生は今回の朗読劇を観て、まだ読みが浅かったと反省されていました。

他の方々も、震災と文学については思う所があり、応募を決めたそうでした。
やはり、あの震災はいまでもこころに爪痕を残しているのですね。

あまり長い時間は話すことができませんでしたが、懇親会も無事に終了。
本堂さんとも少しだけお話でき、楽しかったです。

そんなわけで、ざっくりとでしたが、フォーラムの様子でした。
以上、藍沢でした。